2020-03-19 第201回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
特に、御指摘いただきましたが、質の高いインフラ投資に関するG20原則については、二〇一六年に我が国が議長国として取りまとめました質の高いインフラ投資の推進のためのG7伊勢志摩原則を基礎として、質の高いインフラ投資こそが途上国の自立的かつ持続的な発展に寄与する、こういった認識の下で、新興ドナー国も交えて日本が議論を主導して、四つのポイント、開放性、透明性、経済性、債務持続可能性といった日本が重視する要素
特に、御指摘いただきましたが、質の高いインフラ投資に関するG20原則については、二〇一六年に我が国が議長国として取りまとめました質の高いインフラ投資の推進のためのG7伊勢志摩原則を基礎として、質の高いインフラ投資こそが途上国の自立的かつ持続的な発展に寄与する、こういった認識の下で、新興ドナー国も交えて日本が議論を主導して、四つのポイント、開放性、透明性、経済性、債務持続可能性といった日本が重視する要素
我が国としましては、中国を含む新興ドナー国も参加する国連、世銀、G20等の場も活用しながら、中国が国際的な取組や基準と整合的な形で透明性を持って援助を行うよう、引き続き国際社会と連携しながら粘り強く働きかけていきたいと考えております。
○岸田国務大臣 まず、中国を含む新興ドナー国が開発途上国の貧困削減ですとか経済社会開発を支援する、このこと自体は望ましいことではあるとは思います。しかしながら、委員御指摘のように、やはりDACを初めとする国際的なルール、それから国際的な取り組みや基準、こういったものと整合的に援助が行われるべきであると考えます。
先般の安倍総理のアフリカ支援に対するスピーチの中でも、一人一人を強くする支援、人材の育成も込みにした支援というのは大変これから重要になってくるというふうに思っているわけですけれども、この支援の在り方、先ほどもちょっと紹介させていただきましたけれども、これ、日本らしさが発揮できると、そこだけで終わらせるのではなくて、是非今後、特に新興ドナー国出てきているわけでありますけれども、こういったところにも是非連携
こうした取組について新興ドナー国等にしっかり広めていくべきではないかという御指摘につきましては、これは国際的な機運を高める上でも大変重要な御指摘だと考えております。是非こうした取組、関係国とも共有をしていきたいと思っていますし、是非この重要性につきましても働きかけを行いたいと考えます。
ことし四月には、新興ドナー国を含む多様な開発主体の参加のもと、効果的な開発協力に関するハイレベルの国際会議がメキシコで開催されるところでありますけれども、こうした機会も通じて、中国に引き続き促してまいりたいというふうに考えているところであります。
また、OECDを訪問し、開発援助委員会、DACの事務局長であるロモイ開発協力局長と民間資金の重要性や新興ドナー国の問題などについて意見交換を行いました。ガーナでの調査でも認識をいたしましたが、民間資金を呼び込むには被援助国の政治的あるいは社会的な安定や民間セクターの活動基盤となるインフラ整備が重要でございまして、これには援助国などの役割が大きいというふうに言えると思います。
そして、中西委員の場合にも、これは四枚目ですか、新興国、特にこれは中国を意識してのことだと思いますけれども、伝統的ドナー国、それと新興ドナー国がどのような形で互いの知識や経験を共有する機会を持つことができるのか、これも中国がかなり意識されていると思います。
第一に我が国援助の現地での実情と問題点の把握、第二にドナー国が足並みをそろえる援助協調という国際的時流と我が国援助政策の在り方、第三に中国に代表される新興ドナー国の動向です。 視察、ヒアリングの詳細につきましてはお手元の資料を御参照ください。 初めに、今回の派遣を通じて感じましたODA全般についての派遣団の所見を申し述べます。 我が国は、二〇〇三年にODA大綱を改定しました。